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米ドル相場円下落、89円台後半〔NY外為〕(9日) 【ニューヨーク時事】9日のニューヨーク外国為替市場では、財政難に陥っているギリシャの救済策が浮上したことでリスク回避志向が緩み、円は対ユーロでの下落につれ、対ドルでもやや値を崩した。午後5時現在は、1ドル=89円65〜75銭と、前日同時刻(89円21〜31銭)比44銭の円安・ドル高。
トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁がオーストラリアの滞在日数を短縮し、11日開催の欧州連合(EU)首脳会議出席に備える見通しとの報道がきっかけとなり、海外市場では円売り・ユーロ買いが活発化。この流れを引き継ぎ、円相場は89円台後半で弱含みに取引を開始した。
先行き不透明感の後退を手掛かりに、この日は世界の株式市場も堅調に推移。しかし、米株価の頭が押さえられた段階で、再びユーロを手放す動きが優勢となり、円は一時89円32銭の高値を付けた。しかしその後は、EU各国がギリシャに対する支援策で合意したとの報や、ドイツ単独による救済計画の検討が伝えられる中、円は再び上値を削る展開。南欧諸国に拡大する債務問題をめぐり、市場では依然慎重な見方も根強いが、「ダウが1万ドルを回復して引けたことは、一定ながら投資家心理が改善された証し」(邦銀筋)ととらえる向きもあった。
取引終盤は、翌10日のバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長による米下院金融サービス委員会でのテキスト証言待ちで、様子見気分が強まった。
ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.3791〜3801ドル(前日午後5時は1.3645〜3655ドル)、対円では同123円68〜78銭(同121円78〜88銭)。(了)
長崎県 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100210-00000030-jij-brf



